ヘンディやヘナに関する情報をまとめています。掲載事項は全て、ハート*フールの経験に基づくもの・書籍などで調べたものになります。
メヘンディやヘナについて、もう少し詳しい情報を知りたいという場合に参考にしてみてください。
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MEHNDI & HENNA
■メヘンディコーンの先端の穴
「コーンが詰まってペーストが出てこない…」
そんな質問メールをいただくことが結構あります。
コーンからペーストが出てこなくなる理由は5つあります。
- ヘナパウダーのゴミをとりきれていない
- ペーストにダマが残っていた
- 穴の空いたコーンを放置していたため先端のペーストが乾いて固まった
- コーンの内側のフィルムがおかしな状態になっている
- コーンの先の穴が小さ過ぎる
意外に多いのが「コーンの先の穴が小さ過ぎる」こと。
細い線を描きたいがために、コーンの先端の穴をものすごく小さくする方が割といらっしゃいますが、メヘンディに使うヘナのペーストは液体ではなく、液体と固体の中間。
穴が小さすぎてもペーストは出てきません!
最低限必要な穴の大きさ、というのはやっぱりあるのです。


これはハート*フールのスズケーが使っているメヘンディのコーン。実際に使用したものです。
コルクボードなどに使用する小さいプッシュピンがちょうどぴったり刺さる穴ができるくらい、先端を切っています。
私は比較的細い線のメヘンディを描く方だと思いますが、コーンの先端は、真横から見て「切れている」と誰でもわかるくらいにはカットしています。先端からの長さで言うと、0.5〜0.8mm程切っています。
メヘンディの細い線は、コーンの穴の大きさではなく、力加減を調節して描きます(もちろん、穴が大き過ぎると厳しいですが…)。デザインによって切り口の太さを変えるということはしていません。太い線も細い線も、すべて同じ1本のコーンで描きます。軽く押しただけで、スルスルとペーストが出てくるくらいが使いやすいです。
アーティストさんによっては、太い専用・細い線用とコーンの穴の大きさやペーストの固さを分けたものを用意して使い分けながら描いている方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことをせずとも、1本のコーンで線の描き分けは十分できます。
細い線が描きたいからと先端を本当に少ししか切らない方もいますが、冒頭でも述べた通り、あんまり穴が小さ過ぎてもペーストがつまってしまい、出てこなくなってしまいますよ!
コーンからペーストが出てこないと悩んでいらっしゃる方、一度コーンの先端、穴の大きさをチェックしてみてくださいね!