メヘンディ(ヘナタトゥー、ヘナアート)専門・ハート*フール

メヘンディとは?

MEHNDI & HENNA

■メヘンディとは?

メヘンディとは、インドの言葉・ヒンディー語で「ヘナで肌を染める」「ヘナで肌に模様を描く」ことを意味します。日本ではあまり馴染みのないメヘンディですが、その歴史は古く、北アフリカ、中東、インド、西アジアなど、様々な地域で愛され、人々の肌を染めてきました。

世界各地に伝わるメヘンディですが、どの地域にも共通しているのは、メヘンディには邪悪なものから身を守る力や、幸運を呼ぶ力があると信じられていること。特にインドでは、メヘンディを描くために必要な植物・ヘナは、幸運の女神ラクシュミーが最も愛する植物と言われており、祭り事や、めでたいことがあると、女性達は必ず、メヘンディを施します。特に結婚式にはメヘンディは欠かせないものとされており、結婚前夜には「メヘンディ・ラート(メヘンディの夜)」と呼ばれる儀式も行われます。この儀式では、花嫁の手足にびっしりとメヘンディが描かれ、「メヘンディの色が濃く出る程花嫁は幸せになれる、嫁ぎ先で大切にされる」と信じられてます。

メヘンディは、中東・北アフリカ・中央アジアなど数々の地域で、伝統文化として現在も伝えられており、最近では欧米でも手軽に楽しめるエキゾチックなインスタント・タトゥとして注目されています。

インターネットを検索していると、「メヘンディ」「ヘナタトゥー」「ヘナアート」など、様々な言葉が出てきますが、どれも同じ「ヘナで肌を染める」「ヘナで肌に模様を描く」ことを指しています。「メヘンディ」は、前述しましたように、インドの言葉・ヒンディー語。「ヘナタトゥー」は英語で、欧米諸国ではこの呼び方の方が通りが良い様です。「ヘナアート」は英語ですが、日本や韓国を中心に使われています。(欧米諸国では「ヘナアート」ではなく、「ヘナボディアート」と呼ばれるのが一般的です。)

最近でこそ、日本でも知られるようになってきたメヘンディですが、私がメヘンディを描き始めた2001年には、メヘンディを知っている人はほとんどいませんでした。日本で活動している方はもちろん、日本語で書かれたメヘンディに関するWEBサイトもほとんどなく、インド人の友人達に色々聞いたり、インドに旅行に行った際にメヘンディ屋さんに押し掛けながら、試行錯誤してメヘンディについて知識を集めました。現在は日本各地で数多くの方がメヘンディ・ペイント活動を行っており、その活動をWEBサイトでも見ることができます。当サイトにも、メヘンディ関連のリンク集があります。

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