「受けようと思っていたメヘンディ・ヘナアートのセミナーがあるが、
講師の描いたメヘンディがどこにも公開されておらず、
ちゃんとしたスキルのある方に教えてもらえるのかどうか不安」
先日こんなご相談メールをいただきました。
そのセミナーがどのような内容なのか私自身が知っているわけではないので、
セミナー自体の良し悪しは判断できませんが、
個人的な意見としては
「メヘンディを教える講師が、
自分の描いたメヘンディを公表していないのってどうなの?」
と思います。
お金を払ってレッスンを受ける側としてはやっぱり、
レッスンの内容や講師のスキルにきちんと納得して受講したいですよね。
そして講師のスキルを計るためには、やはり、
その講師自身が描いた作品を見るしかありません。
それなのに、その講師の描いたメヘンディの作品写真がどこにもアップされていない、
問い合わせをしても公開できる作品がないと言われたら、
「その講師は、綺麗なメヘンディを描くことができるの?
そもそも、本当にメヘンディを描いているの?」と
不安になるのも当然です。
ご自身が不安に思う・納得できないレッスンであれば、受けるべきではない、と思います。
メールをくださった方が検討されているメヘンディのレッスンは、
もともと絵の具を使ったボディペイントを行っている団体で、
最近メヘンディのセミナーも始められたようです。
絵の具を使ったボディペイントとヘナで染めるメヘンディは、全くの別物。
市販の絵の具をそのまま使用できるボディペイントと異なり、
メヘンディの場合、自分自身で染料となるヘナのペーストを作らなければなりません。
また、ペイントの方法も大きく違うため、
「ボディペイントができる=メヘンディができる」ではありません。
どんなに素敵なボディペイントの作品がアップされていても、
メヘンディの作品を見なければ、メヘンディを描くスキルはわからないのです。
大きな団体や協会であること、ディプロマが発行されることなどは
レッスンを受ける際の安心材料の一つとなるかもしれませんが、
肝心の、レッスンで教えてもらえる知識やスキルは、講師の質にかかっています。
とにかく資格をとることにこだわっているのか、
大きな団体に所属して仕事を得るチャンスが欲しいのか、
確実なスキルや知識を身につけたいのか。
自分にとって何が一番重要なのかをよく考えて、
どこでどんなレッスンを受けるかを選んでくださいね!