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 ├メヘンディ作品

お互いに真似しあう

更新日:

滋賀のアーティスト、ちえこさんの描いたメヘンディを
真似して描いてみました。

先日「元の作品を見ながら同じものは描かない」と言っていたばかりなのに!
という感じですが、
お仕事としてお客様に描くのと、個人的な研鑽のために描くのは別物。

時々、有名人のメヘンディとお揃いデザインを描いたりしているのも同様ですが、
自分の研鑽や息抜きのために描くメヘンディは
ちょっとした好奇心がきっかけだったりするので
「真似をして描くことで見えてくるもの」が楽しかったりします。
(というわけで、お客様の持ち込み図案をそのまま描くことはやっぱりしてません)

今回真似して描こうと思ったきっかけは、ちえこさんが
「今日昼間に自分に描いたメヘンディ。スズケーさんの線の繊細さを意識した」
と、写真を送ってきてくれた事。

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私の感想は「え、ちえこさんっぽさしかないけど…(笑)」

こんなに線を細くメヘンディっぽく描いたのに!と言うちえこさんと、
一体何が「スズケー風」ではないのかとあれこれ話し、
「今度は私が、このメヘンディを真似して描いてみる」ということに。

全く同じように描こうか迷ったのですが、
「私はここにこういう模様、絶対使わない!」
的な部分もあったので、全く同じは諦めました。

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実際に真似して描いてみて気がついたのは、
やっぱりちえこさんの特徴は
常に均一で、ペンで描いたようにビシッとした線。
そして、模様そのものも基本的にはほぼ同じ大きさ・形で、
花などの自然のものをモチーフにしても、
どこか幾何学的…というか、無機的な印象を受けます。

私はどちらかというと形にも線に強弱をつけて描くこともあり、
無機的なクールさや正確さ、というのとは少し遠い感じ。

その根本的な「線の違い」が、パッと見た全体の印象に響いているのかな、と思いました。

それぞれの好みもあるし、どっちがどう、ってわけではないのですが、
同じようなものを描いても、
線の違いで、こんなにも雰囲気って変わるのですよね!
おもしろいです。

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