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 ├メヘンディ・ヘナ関連トピックス

イベント時の見本写真

更新日:

イベントに出店すると、
時々、他にもメヘンディをやっているブースがあったりします。
他のブースを見かけたら、時間が許す限りできるだけ描いてもらうようにしています。

そこで気になるのが、そのブースの看板や見本に使っている写真。
インターネットからダウンロードした、
他のアーティストさんの写真を使っている方が、チラホラ
いらっしゃるのです。

それってどうなの?

他のアーティストさんの作品を、自分のブースの看板や見本として使うのは
「パクリ=盗用」です。

もし、私自身の作品写真などを使っているのを見かけた場合は、
許可していないのでやめるよう伝えています。

「パクリ=盗用」がダメですよ、というのはもちろんなのですが、
私が思うのは、
「自分の描くメヘンディとは全く違う作品の写真を
よく自分の看板や、作品見本として使えるな」

ということ。

きれいな写真を使いたい、素敵な作品の写真を使いたいというのはわかるのですが、
これって、結局は、自分の首を絞める行為だと思うのです。

全く同じものが描けるのであればまだしも、
こういった行為をしているブースはほとんどの場合、
まだメヘンディをはじめたばかり…というような、コーンの扱いが不慣れな方が多く、
出来上がりは写真とは全く異なるものに仕上がる場合がほとんどです。

メヘンディが初めてのお客様は、看板や、見本の写真を見て
「これ素敵だな」と、体験していってくださると思うのですが、
それなのに、看板や見本の写真と、
描きあがった実際のメヘンディのクオリティや雰囲気が全く違ったら
お客様はがっかりされる
かもしれません。
看板に偽りあり。
極端な言い方をすれば、お客様を騙す行為ですよね。

例えば、メヘンディの書籍などもそう。
マリア書房さんから出ている図案集、「メヘンディ デザイン帖」。
この本には、ハート*フールのスズケーの作品も掲載していただいているので、
イベントの見本用に持っていってもいいのですが、
私は持っていっていません。
なぜかと言うと、この書籍には他のアーティストさんの作品も掲載されていて、
例えばお客様が他のアーティストさんの作品を気に入られて「これを描いて」と言われた時、
その作品を同じクオリティで描くことができないからです。
私のスキル不足と言われればそれまでなのですが…
ちなみに以前、実際に、
この本に掲載されている滋賀のアーティスト・ちえこさんの作品を希望される方がいて
「ホントに無理です!!スミマセン!!」となったことがあります(笑)。

そしてやっぱり、
「他の人の作品」ではなく「自分自身の作品」を見て、気に入ってもらった上で
依頼をしていただきたいと思う
ので、
イベントでは「自分の作品」以外の見本は一切持っていかないようにしています。

メヘンディは「アート」です。
人の作品ではなく「自分の作品」で、お客様に気に入っていただけるようになりたいもの。
そう思えば、他のアーティストさんの作品を
自分のブースの看板や見本に使用するって、できないですよ。
私も昔、遊びの延長でメヘンディを楽しんでいたときは、友人に渡すプリントなどに
本からスキャンした写真を使用したりしていましたが、
きちんと活動をするようになってからは、一切やめました。
今、他の方の作品写真を使用している方も、やっぱり遊び感覚だと、
そこら辺は気にせず、使ってしまうのかもしれませんね。

ちなみに前述している通り、私自身は、
当方の作品写真を二次使用することは一切許可していませんので、
ハート*フールのスズケーの作品写真を
ご自分の看板や見本に使用することはされませんようお願いいたします。
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