ハート*フールのスズケーがメヘンディを始めたきっかけと
今に至るまでのザックリとしたお話をまとめています。
・《スズケーとメヘンディ①》初めてのメヘンディ
・《スズケーとメヘンディ②》自分でメヘンディを描く
・《スズケーとメヘンディ③》フリマに出店
・《スズケーとメヘンディ④》インドで研鑽を積む
・《スズケーとメヘンディ⑤》愛知万博とメヘンディ(この記事です)
・《スズケーとメヘンディ⑥》趣味から仕事に
コーンやペーストを自作するようになり、
インドのお店ではお客様にメヘンディを描かせてもらったり、
地元の女の子にメヘンディを教えるのを手伝うようになった
ハート*フールのスズケーですが、
日本にいる間はもちろん、せっせとイベント出店をしていました。
ただ、夏場はずっとインドに行っていてほとんど日本にいなかったこともあり、
今ほどたくさんのイベントに出ていたわけでもないですが。
イベント出店をコツコツ続けていたおかげで、
2004年あたりからはいつもイベントに来てくださる常連さんもできてきました。
これはその当時、イベントで描いたメヘンディ。
やっぱり今とは全然違いますね…(公開するのもちょっと恥ずかしい)
里山である海上の森を開拓する・しないなどで問題になったりもしましたが
2005年には、愛知県であいち万博(愛・地球博)が開催されました。
愛知万博開催中、私はそのほとんどをインドに滞在しており、
結局、終了5日前くらいに1回行っただけですので、あまり詳しくはないのですが、
インドやイエメン、カタールなどの国のパビリオンではメヘンディが行われていました。
無料のところもあれば有料のところもありましたが、
基本的にはどこも柄などは選べず、現地の方が問答無用で描いていく感じだったようです。
一部のパビリオンで、いわゆるブラックヘナを使用していたところがあったようで、
ブラックヘナによるかぶれなどのクレームが多数寄せられた事を受けて、
途中からメヘンディそのものが禁止になってしまいました。
(たまたま知り合いだったインドパビリオンの職人さんは
「うちはブラックは使っていないのに!」とご立腹でした。)
>> メヘンディと、ブラックヘナの違い
http://ameblo.jp/keiko-india/entry-11055248434.html
>> FDAによるメヘンディ(ヘナタトゥー)とブラックヘナのレポート
http://ameblo.jp/keiko-india/entry-11757077296.html
>> 愛・地球博におけるヘナタトウによるかぶれ・炎症について
http://www.expo2005.or.jp/jp/N0/N2/N2.6/N2.6.349/
色々問題もあったようですが、
万博のおかげでメヘンディ=ヘナタトゥーの知名度はぐっと高まり、
イベント出店した際にも
「これ、万博でやっていたやつでしょう?」
と、認識してもらいやすくなりました。
それと同時に、メヘンディをやっていかれるお客様だけでなく、
自分でメヘンディを描かれる方も徐々に増え始めてきました。
イベントでメヘンディはどうやってやるのか?レッスンなどはやっていないのか?
というのを聞かれたりするようにもなりました。
メヘンディの知名度が徐々に上がってきたことや、
レッスンの希望などをいただくようになったことがきっかけで、
「メヘンディを描く技術だけでなく知識面ももっとしっかりしなければ」
と思うようになり、
この頃から、メヘンディやヘナに関する文献を片っ端から読むようになりました。
はっきり言えば英語は苦手…というかできないので、かなーり時間がかかりましたが。
また、文献を読んで知って終わり、ではなく、
それぞれの知識をさらに細かく自分で調べる作業も行いました。
例えば「紅茶を使うと染まりがよくなる」と書いてあれば
なぜ紅茶で濃く染まるのか?という根本的な原理をさらに自分で調べる、といった具合です。
元々私がオタク気質なこともあり、
気になった事は、徹底的に調べないと気がすまなかったのです。
この時得た知識は、現在のハート*フールのメヘンディのレッスンに全て反映されています。
これだけの知識を調べ、検証するのはとっても時間がかかりましたし、
無駄なこともたくさんありました。
現在のハート*フールのレッスンでは、そのたくさんの知識の中から、
必要なことをピンポイントに絞ってお伝えしているため、
メヘンディやヘナについて学ぶにはとっても効率的な内容となっています。
>> メヘンディ・プライベートレッスン
https://www.mehndi.jp/lesson.html
>> 《スズケーとメヘンディ⑥》趣味から仕事にへ続く